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イベントレポート

浜フィルEコンサート出演者へのインタビューVol.14

20200522

こんにちは。
今回のEコンサート出演者へのインタビューは、第33回、第37回の公演に出演いただきましたピアニストの上野史織さんです。

浜松フィルハーモニー管弦楽団(以下浜フィル):今までに夢汎ホールで開催致しましたEコンサートに2回ご出演いただきましたが、ご感想をお聞かせください。
上野史織(以下上野):1回目は歌の伴奏、2回目はピアノコンチェルトのピアノパート(ソロピアノ)で出演させて頂きました。普段はピアノで演奏しているので、色々な音の出る電子ピアノで演奏をすることはとても新鮮でした。ピアノの音では表現できないそれぞれの時代にあった音や楽器の音を奏でる楽しさも感じました。

浜フィル:ピアノコンチェルトでは本当にオーケストラと共演しているようで、好評をいただきました。それでは、上野さんがピアノを始めたきっかけを教えて下さい。
上野:母がピアノの講師なので、物心ついた頃には日常生活の中でピアノを聴き、ピアノの練習を始めていました。

浜フィル:素晴らしい音楽環境のご家庭だったのですね!
上野さんはフランスでもピアノを学ばれていたとの事ですが、フランスでの思い出や印象に残っているエピソードがありましたらお聞かせください。
上野:フランスでのピアノのレッスンはグループレッスンで、他人の演奏を聴くことが多かったです。そこで、それぞれの意思の強い演奏をよく聴くことができて、とても刺激を貰いました。路上やメトロの中でも演奏している人が多く、フランスは、生活をする上でも音楽を身近に感じることのできる環境だと感じました。

浜フィル:最後になりましたが、今後Eコンサートで取り組みたいプログラムなどはありますか。
上野:普段、ピアノコンチェルトを2台のピアノで演奏することが多いので、前回のように電子ピアノでオーケストラ部分を演奏し、モーツァルト、ベートーヴェンのピアノコンチェルトに挑戦をしたいです。
浜フィル:本来でしたら、4月にピアノコンチェルトをお願いしておりましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止の為中止になってしまいました。Eコンサートが再開しましたら、同じプログラムでの出演よろしくお願いいたします。

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明るい笑顔が印象的な上野史織さん(ピアニスト)へ
インタビューさせていただきました。上野史織さんご協力ありがとうございます。

=プロフィール=
上野史織 ピアノ

国立音楽大学演奏学科卒業。 パリ・エコールノルマル音楽院へ留学、同音楽院ディプロマ取得。これまでに、故齋田四方、田中惠子、故林秀光、奈良場恒美、江澤聖子、ビクトリア・メルキ、室内楽をニーナ・パターチェクの各氏に師事。 現在、ピアノ講師を行う傍ら演奏活動を行う。ミズモト学園東海こども専門学校ピアノ講師。